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物語 - 一世関係 22 - 先駆者の墓に出会ったら - 北村崇郎 |
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先駆者の墓に出会ったら 北村崇郎
巻頭の言葉「アメリカ移民 日系一世の足跡」
洋、雅紀、努、太郎、健一、そして、貴雄! 君たちが アメリカで青春を謳歌し、 心ゆくまで 研究できるのは、 こうした先駆者が あったからだよ。 いつか 広いアメリカの 片隅で、 静かに眠る 先駆者の墓に 出会ったら、 しばらく たちどまり その魂の平安を祈りなさい。 そして 先駆者の苦労を 忘れないでください。
北村崇郎著 「アメリカ移民 日系一世の足跡」 著者 北村崇郎1927 年 岐阜県出生、アメリカ研究をライフワークとする。 この本は過去20 年間にわたってアメリカ各地の日系一世と直接インタビューをして採録したものであり、20 世紀初頭の初期移民の生活実態が記録されている。 1860 年代から活発化するアメリカへの日本人移民は1900 年代にそのピークを迎えるが、同時にこの時期は「排日移民法」(1924 年)が施行される直前でもあった。本書に収録した17 人は丁度その時期に渡米した人々であり、日本に対する偏見や差別が極度に高まったアメリカ社会での日本人移民の苦渋に満ちた姿が浮き彫りにされている。 本書は、希望と憧れを胸にアメリカの地に降り立った彼らのその後の人生行路を、移民の動機、労働条件、結婚家族問題、人種差別、恐怖下の生活、戦中体験、戦後の変貌などを通じて、アメリカ移民生活のすべてを語る日系一世のオーラル・ヒストリーである。( 草思社 表紙カバーより ) |
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注 |
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一世パイオニア資料館 - isseipioneermuseum.com - 2012
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